anan specialで『カラダの声を聞きなさい』という特集が組まれていた号を知っていますか?
カラダの声に耳をすませば、ココロの声も聞こえてくるから。
カラダが真に必要としているものを感じられるようになると、感情や精神、ココロの声も聞こえるようになる。と、リズ・ブルボーさんが言っています。
ひと昔前には、『カラダの声を聞く』なんて特集はなかったから、時代のニーズがシフトしてきたんだな、と嬉しく思っています。
嗅覚は、大脳辺縁系というところにダイレクトに届く唯一の感覚です。
何の香りであるかを知覚するより前に、本能的に快か不快か・危険か安全かを判断できる、まさに、からだの声を聞く、仕組み。
さて。
動物やこどもは、本能に忠実です。
- 体調を崩したらごはんも食べずに寝続けます。
- 集中して積み木や絵本を読んでいたと思ったら、突然走りだします。
- 腐った食べ物を判断したり、おなかを下したら整えてくれる草を食べます。
バランスが乱れていることを察知して、必要な欲求が働くのです。
おとなになると、これがどんどんへたくそになります。
アインシュタインの名言『常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う』。
おとなになるまでに触れてきた価値観や考え・知識から、あなたなりの偏見の常識ができる。
だから、
- 『体調を崩したということは栄養をとらなくちゃいけない』という謎の理論で、本来休めるべき胃腸を働かせてしまって治癒を遅らせる。
- おなかが減ってもいないのに時間がきたら食べる。
- 1日中ゲームをして過ごす。最近運動した?覚えてない~
- 全然おいしいと思わないスムージーを飲む
よく考えたら、なんかおかしいなって、わかることばかりです。
もっと本能に忠実に、動物やこどものように生きるためには?
偏見の常識を身につけてしまった大人は、嗅覚を判断材料にして、からだの声を知ってほしいと思います。
『ラベンダーは不眠にいいんだって。酢酸リナリルが鎮静作用があるから・・・』ってどれだけ知識があっても、嗅いでみて臭かったら、それは本能は求めていません。
もし、ペパーミントを嗅いでとてもいい香りに感じて幸せな気分になるのなら、本能がそれを求めている、だからペパーミントで眠れるのです。
・サードメディスンプロジェクト認定アドバイザー
・AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
・女性の健康アドバイザー
・ライフオーガナイザー2級
・自然と宇宙とこどもと本が好き
・人と人をつなぐ人
〒レターポットは こちら です
コメント
コメントはありません。